ヒル療法

今回は寄生虫療法に続き虫治療第二弾!ヒルに血を吸わせるヒル治療です。

 

ヒルといえば映画スタンドバイミーに出てくる大きなヒルや子供頃ザリガニ捕りに行った

ドブ川などで咬まれた嫌なイメージしかありません。

 

そんな気味の悪いヒルですが、戦後直後までは心臓病や肩こりの治療に使われていました。

東洋医学では肩や背中の凝っているところには瘀血(おけつ)という悪い血が溜まっていると

考えます。

ヒルは唾液を分泌し血液をサラサラにすることで瘀血をグイグイ吸い出していきます。

 

 

どうやるかというととても単純、漢方薬局に行ってヒルを購入し肩や背中の辛いところに

ヒルを置くだけ。

するとヒルが肩や背中の凝っているところをヒル自身で見つけて血を吸い出します。

 

 

これなら出来ると思いトライすることに!!

 

さっそく空き瓶を用意し上野にあるハブ屋さんでヒルを購入、一匹200円。

 

10匹購入しました、うーこのヌルヌル系、グロテスクな色といい苦手です・・・。

 

ではさっそくヒルを瓶に入れてポイっと背中に。

なかなか辛いところに吸い付いてくれません。

 

なので辛いところに割り箸でヒルを掴み強制的に置いてみます。

 

ヒルちゃんどうかなぁ〜

吸ってる!すごい吸引力!!

ネッシーみたいになって吸ってます。

 

びっくりして画像がピンボケです。

 

吸われ始めると吸われている感覚がわかります。

ぎゅっと押されているような感覚でなんとも心地よい。

思わずはぁ〜っと声が出てしまいます。

 

写真ではわからないですがヒルは体全体を波打たせながら吸っていきます。

し始めること20分。

まんまるになって口を離しころっと背中から離れました。

 

吸い口からはしばらく血が止まらず、終わった後はスッキリ!!

 

 

見た目はちょっと気味が悪いですが治療効果は抜群!!

 

昔の人はこうやって病を治したりセルフケアしたりしていたんですね。

 

現代でももっと見直されていいと思います。

興味のある方は是非!おすすめです。

 

治療終わった後はアルコールにつけて処分します。

 

人類と共存してきたヒルさん、感謝です。

ありがとう。

 

しばらく病みつきになりそうです。