毎月参加しているボランティア団体「隅田川医療相談会」が食糧支援を行なっている団体
「フードバンク」と一緒になり「一般社団法人あじいる」になり
お披露目会が荒川区にあるサンパール荒川で行われました!
今までは任意団体だったのですが法人格を取得し活動を大きく、そして継続していく
土台が整ってきました。
医療相談会とフードバンクは以前から協力して路上生活者や生活困窮者にへの
対応に当たってきました。
今回この二つの団体が一緒になることで路上生活者や生活困窮者だけではなく
地域に根ざした活動を行うことができるようになりました。
今までの医療相談はもちろん様々な事情で食事が取れない家庭環境にある子どもさんへ食事を提供する
子ども食堂への支援、段ボールやアルミ缶を買い取りその収益を子どもの居場所作りや
母子家庭の母親の居場所作りに当てる活動を行なっていきます。
医療相談会とフードバンクの活動は他の団体と一緒に活動することもあります。
看取りを行う家、お葬式やお墓の管理をするお寺、子ども食堂、外国人問題、居住問題を専門にする
団体との連携が大事になってきます。
今回のお披露目会では
外国人の健康相談を実施している北関東医療相談会の長澤正隆さん
子ども村:中高生ホッとステーションの大村みさ子さん
NPO法人訪問看護ステーションコスモスの山下眞実子さん
のお三方にゲストとしてお話していただきました。
どの活動も大変ですが絶対に必要な活動で話に釘付けになりました。
子ども村の大村さんのお話は胸が痛みました
子ども食堂を運営している子ども村には
食事を食べれないということよりもっと深刻な問題を抱えて子どもたちが来るそうです。
家庭環境が劣悪で両親が食事を作ったところを見たことがない、
小さい逃げ場のない家で両親からの暴言に耐えている、
学校でいじめにあっている・・・・
そのような子どもの状態は学校や社会の中では発見できにくく
問題が深刻化してしまうそうです。
右側のマイクを持っている方が大村さん。
そのような子どもたちに寄り添っていくことが子ども食堂の大きな役割だということでした。
そのような活動へフードバンクの食料が使われているんですね。
最後は我らが中村さんの締めの言葉。
中村さんは30年間山谷から差別、暴力、貧困をなくす活動をしてきた人です。
僕がこれまで医療相談会を続けてこられたのは中村さんがいたからかもしれません。
それだけ僕の鍼灸師人生に影響を与えてくれた人です。
これで若い者に代替わりできたなんて言ってますが、、、
まだまだ引退には早すぎます!
これから一般社団法人あじいるをよろしくお願い致します!